おめでたい七福神のお話
今日の商工会議所 女性会の1月オープン例会は、
上方文化評論家の福井 栄一氏をお招きしての講演でした。
テレビやいろいろなマスメディアにもよく出てられていて、本も、多数出版されている方ですが、
今日のお話は、「七福神が茨木へやってきた!~おめでたい宝船の七人~」と
いう題で講演いただきました。
七福神を知らない、又は、聞いたことない という日本人は、ほぼいないと思うのですが、意外とそれぞれの神様の事って、よくは知らないんですよね…。
私も、知らない事いっぱいで、今日は、すごく楽しく勉強させていただきました!
七福神は宝船に載ってる7人の神様ですが、そもそも、日本には、八百万(やおよろず)の神がいるはず…なのに、宝船には7人・・・
そうなんです、この7人の神様は、その中でも選りすぐりの、いわば「スーパードリームチーム」として選ばれた7人なのだそうです。(^^)/
しかも、3か国連合軍・・・ え?どういう事?
7人の神様を ちょっと並べてみますね
大黒天 弁財天 毘沙門天
布袋尊 福禄寿 寿老人
恵比寿
このうちの上段に書いた3人の神様は、もともとはインドから来た神様
真中の3人は、中国からきた神様
一番下に書いた 恵比寿様 だけが日本の神様なのだそうで、
だから、船に乗って日本にやって来たのだそうですよ…。(^^)/
中でも、毘沙門天は「戦の神様」で、
上杉謙信は、この毘沙門天を熱く信仰し、戦の時の旗には、毘沙門天の「毘」の一字を記して戦いに出ています。
神様の話から、歴史ちょっとだけだけど、触れることが出来たのも、面白かったですね…。(^^)/
その他に、7人の神様にお使いする、いわば神様の右腕となる立場の者・・・それを使獣(おつかわしめ)というのだそうですが、
それぞれの神様の、使獣についても教えていただきました。
また、7人に選ばれなかった、悔しい思いをした神様・・・まぁ、7人が選ばれたのだから、惜しくも落選した神様もいた という事で、その神様についても、教えていただけましたよ~。(^^)/
…と言う事で、普段聞く事が出来ない話が盛りだくさん!
また、語り口調も独特で、なんとも言えない「間」があり、それが、だんだん病みつきになるというか、利き手の心をとらえてしまうんですね。
気が付けば、福井節に会場が飲まれてしまっている感じでした。(笑)
最後まで、笑いが絶えない講演で、本当に楽しく、充実した時間を過ごすことが出来ましたよ~!
という事で、皆さんにも、「福」が届きますように~!(^^)/